月: 2012年7月

う●こ規制

あまり知られていないことのようですが、アダルトビデオやゲームの自主規制を行っている団体には日本ビデオ倫理協会(通称:ビデ倫)やEOCS/一般社団法人コンピュータソフトウェア倫理機構(通称:ソフ倫)、コンテンツ・ソフト協同組合(旧:メディ倫)などがあります。

同人ソフトはあんまり関係ないように思われますが、商用の販売ルートに乗せるときには委託先がいずれかの団体に加盟していることがほとんど。そのためこれらの団体の自主規制に合わせてモザイクをかけたり、場合によっては内容まで変えないといけません。時勢に合わせて規制内容は変わってきているようですが、最近はランドセルなどを背負わせたり、小中学生を思わせる表現については厳しくなってきているようです。

細かい規制内容については適当にぐぐってもらうとして、私たちがイマイチ納得できないのがう●こ規制です。以前ユーザーから「排泄物の描写もしっかり欲しかった」という声があったのですが、これは委託先に注意されてモザイクをかけただけで、実はモザイクの下はしっかり描いています。

もちろんスカトロに嫌悪感を抱く人の方が大多数だと思いますので致し方ないかなとも思うんですが、規制の内容が「う●こ単体ならOK、お尻が写ってたらNG」みたいな調子なのでイマイチ納得がいかなかったりもします。

などと書きましたが実は私、別にスカトロファンじゃないです。浣腸とか注ぐのは好きなんですが出るものの方は案外どうでもよかったりします。まさにスカトロの風上に置けない奴。とはいえ絵描きの魂(ガイア)が俺にもっとリアルに描けと囁くので描写に妥協はしませんが。

ここに嫌いな人はいないと思いますが、モザイクの下を見たくない人はクリックしないでください。


蔵出し32

H・H・Gが総計で260本越えました。CG枚数だけで言うなら他のサークルより割高で、内容がニッチで、コミケその他に一切出店していない弱小サークルな割には健闘しているかなと思います。欲を言えばもがげごg・・・

・・・さて、今回も誰得の蔵出しです。デッサンがイマイチですがネタとして面白いかと思ってピックアップしました。イマイチすぎるのでちょっとだけ色つけてみました。やっぱイマイチですけど。

床下収納少女って感じですかね。昔から小説や映画、マンガの中で少女を監禁してガラスケースの中に飾るってのは題材でよくあります。猟奇的なのは私もtongもNGですが、少女を従順にさせるためにしばらく閉じ込めて、ロッキングチェアに揺られながらブランデーグラス回して鑑賞するってのはアリだと思います。

私は閉所恐怖症なので逆にこういう目に遭ったら舌噛んで死んでしまうかも。ていうか舌噛んで死ねるもんなんでしょうかねえ。と思って調べてみたらどうやら簡単には死ねないようです。なんか舌の筋肉がもgyご・・・

・・・あらあら物騒な話になってしまいました。やはりこういうのは想像の範囲で留めておくのがよろしいようで。


パロディの線引き

実はDMMDLsiteで扱っているH・H・Gの内容は若干違います。とはいっても内容やモザイクの濃さには変わりなく、ここに挙げたような絵の違いぐらいですが。

我々としては作ったものをそのままユーザーにお届けしたいのですが、大人の事情によってそうも行かないときがままあります。審査を受けると毎回何かしらのイチャモンがついて「そのぐらいいいじゃねえかっ」とか叫びたくもなりますが、売って頂けないと困るので従わないとなりません。

とはいえ、ナンバープレートは元から存在しないものに差し替えているのにモザイクかけろとか、果ては建物にまでモザイクかけろとか言われて閉口。あまりに神経質に指摘されたところについては窓口のtongがかなり抗議してそのまま押し通しました。こーいう時は頼りになる男です。

ちなみにこの宅配便のクイックデリバリーについてはカラーリングとロゴにイチャモンがついてこんな感じに。面白いかどうかは別としてパロディ表現として譲れなかったので、カラーリングは佐○風に変えました。左の車番はその辺の作業で四苦八苦したのとご苦労さんの意味を込めて。

他にも色々と変えているところはありますので、DLsiteDMMの2種類をご購入いただき、違いを見つけて頂くのも面白いかもしれません(ちなみに前回のtongの絵DMM版にはありません)。ウチとしては両方買ってもらえると嬉しいですけれど、肝心のエロい所は全く変わらないのでおすすめはできませんが・・・


無駄な描き込み

そろそろH・H・Gが発売されて数ヶ月経ちましたので裏話でも。毎度毎度蔵出しばかりじゃ飽きますから。私が。

アダルト店の描写についてはゼロからパース引いて描いているものもありますが、取材に行ったり写真をベースにしたりもしています。ただし写真についてはまんま使うと色々な方面からツッコミを入れられてしまうので、その場合はかなり手を加えてあります。

よく見ると文字を打ち直したり画像を差し替えたりと、元写真からかなり描き込みを加えています。だったら最初から描いたほうが早かったんじゃないかと思ったりもしますが、それを認めてしまうと何か悔しいので思わなかったことにします。

描き込みはともかくアダルトグッズには著作権上怪しいものが多くあり、逆に元ネタの方からクレームつくと怖いのでそれっぽいものを適当にでっち上げました。ただし私の想像力というか、後半の方になってくると根気が続かなくなってきたので、背景のアダルトグッズについてはtongにも協力を仰ぎました。以下はtongが作ったパッケージ絵です。

本当はもっと目立つように置きたかったのですが、本人が「やめてくれ」と言っていたのでキャラに隠れて目立たないようにしてぼかしも入れました。でももったいないのでここに晒しておきます。tongからの苦情は知ったこっちゃありませんが、そのうち気づいたtongに消されるやも知れませんので保存はお早めに。

なお以上をパッケージに使いたいという業者の方からのお問い合わせもお待ちしております。tongが請け負うかどうかはわかりませんが。