月: 2011年5月

金欠

数年前に発売した乙牝の祈りがわずかですが未だ売れ続けています。ありがたいことです。

私はお金を稼ぐことよりも自分が欲しいものを妥協なく作る方を優先しているため営利は二の次。でもやはり売れるとうれしいし、金欠のときに助けられたこともしばしば。とはいえ同人一本じゃどう考えても暮らせないレベルの売り上げですが。何せ1枚の絵に時間がかかりすぎ、妥協しなさすぎ。

本来ならH.H.Gを発売してPhotoshopCS5の購入資金にしようと思っていたんですが、未だ絵が仕上がりません。ああ、なんという取らぬ狸の皮算用。庭先に落ちていた50円玉を拾って喜んでるようじゃいけませんな・・・


拘束具

サイトのプロフィール「女体よりも浣腸器と縄とボンデージコスを描く事に喜びを見出している」とtongに書かれましたが、その通りだったりするから我ながら困ります。

ああ、描き込みすぎてまるで進みが遅くて遅くて・・・


誰がその絵を撮影しているのか

ゲームのジャンルにFPS、TPSと言う物が有ります。
ご存知の方も多いとは思いますがFPSはFirst Person Shooter、TPSはThird Person Shooterの略で主にゲーム内でのカメラの位置に違いが有ります。
即ち、FPSはカメラ位置=プレーヤー自信の視点のゲームでありTPSはプレーヤー以外の第三者の視点(多くは自分が操作するキャラクタ、マイキャラの後方斜め上)のゲームという事になります。

では、カメラの位置の差はゲームにおいてどのような部分に影響を与えるのでしょうか。
一般にFPSはTPSに比べ没入感(ゲームの中に入っているかのような感覚)あるいはマイキャラとの一体感が高いと言われています。
ゆえに、FPSではゲーム画面を見つめる事により船酔いのような症状、いわゆる「3D酔い」が発生する場合が有ります。逆に言えばそれだけ没入感が高いという事かもしれません。

さて、ここまではシューティングゲームの話でしたが、これをエロコンテンツに置き換えるとどうなるでしょう。
さしずめFPSとはエロビデオで云う所の「ハメ撮り」であり、TPSは「カメラマンによるAV撮影」と言った感じでしょうか。

エロゲの場合は元々絵という事も有り「視点」よりは「構図」がより重視される傾向に有りますが、別の理由で一人称視点が採用される場合が有ります。
それは、プレーヤーの「野郎の汚いケツなんて見たくもない」あるいは絵師の「描きたくない」と言う要求です。

こう書いてしまうと、実も蓋も無いですが「汚い野郎は絵にならない」と言うのももっともな理由なのかもしれません。
しかしもう少し積極的な理由、例えば臨場感、没入感が出ると言った理由で一人称視点を採用するエロゲももっと増えても良いのではないかと思います。


520MB?

H.H.Gのファイルの1つが開いたり保存するのにやたら時間がかかるのでおかしいなと思ってプロパティを開いてみたんですよ。そしたら、

 520 MB (545,955,533 バイト)

なんて数字が表示されているんです。もう馬鹿かと。おかしいなと思って解像度を調べてみたら、

 6,212 x 7,765 pixel / 600 ppi

になっていました。一般的なオフセット印刷物(150線/300dpi)で換算すると A0(841×1,189mm/A全ポスターの倍)以上で刷れます。でも他のファイルは同様でも200MB前後で収まってるはずなんだけれど。うーん・・・

何か不備があるとおもったら原因はレイヤーでした。
数えるのが面倒なので興味のある人は数えてみてください → レイヤーウィンドウ画像(212 x 4250)


打ち合わせという名の

先日tongが出張で東京に来たので私も上京して秋葉原でcatwhiskerの打ち合わせ。打ち合わせと言いつつメインは会食とアキバ散策でしたが。でもこのところ会社と家の往復であとはずっと部屋に篭って絵を描いてばかりでしたから、お互いいいリフレッシュになりました。

アキバではとにかくPCの話とパーツ見物ばかり。肝心の同人の話をちっともしなかったような。今回はうっかり同人ショップすら回らなかったので市場調査すらサボってしまいました。まあ市場の動向を知っても自分たちの作りたいものを作るだけですけど。何にせよ現在進行中のものを終わらせないことには次のステップにも進めません。

制作ペースを上げないとなぁと思いつつ体が自由にならないもどかしさ。ノンビリしていたら年を取ってしまいますので焦燥感ばかりが募ります。ああ、仕事しないでずっと遊んで暮らせたならばなぁ。

しかしアキバはしばらく来ないとあちこち変わってますね。右は散策で見つけた看板。どんどん変な街になっていく…