月: 2010年7月

BGM

私の制作中のBGMはもっぱらアイマスですが、そちらではなくゲームの音楽について。

私はほとんどゲームをしませんが、優れたゲームのBGMに名曲が多いことは知っています。キャッチーでありながら邪魔をしないメロディ。覚えやすくノリ易いフレーズ。飽きの来ないリフ。ゲームに求められる音楽のクォリティというのは結構高いと思います。最近では声優さんの歌と一緒に音楽CDも別リリースされるぐらいですから、ゲームをしない人にもその音楽が支持されているんじゃないでしょうか(実際、私はアイマスを聴きますが、ゲーム自体をやったことがありません)。

昔は「ゲーム音楽なんて」とキワモノ扱いされていたような時代もありました。また一部のプレイヤーには邪魔な存在として、ミュートされてしまうこともあったでしょうね。でもBGMもゲームを構成するのに欠かせない要素だと思うのです。音色や音数がマシンスペックで制約された時代のものであっても、素晴らしいものが沢山あります。グラフィックやシナリオと同等に、制作者のこだわりが反映されるところではないでしょうか。

catwhiskerでは未だ「ゲームソフト」と自信を持って言える程のものを作っていないのですが、将来的にはサウンドを入れたものを作ります。私は打ち込みもするので、DAW環境も揃えてオリジナルのBGMや主題歌も相方に隠れてコソコソ作ってたりします。ただし果たしてそれらが日の目を見ることができるかどうか。というか目の前のCG集すら…


制作環境

夏本番、職場と家の往復だけで疲れてしまってなかなか制作が思う通りはかどらない状態です。見せられるものがなかなかできないんですが、一応生存証明はしておこうと職場でブログ更新。とはいえ書くネタがなくなってきたので、今回は私の制作環境のことでも。


リアルとファンタジー

以前にも書きましたが「自分たちが抜くために作る」のが方針のサークルですので、自分たちの嗜好に正直。見ての通り生理が来るか来ないかの女の子をあれやこれやしてしまう「いかがわしい」ものにならざるを得ません。でもそれはファンタジーという妄想の世界だから許されること。生まれてからストレスを受けた事のない人や聖者でもない限り心の中で何人も×しているでしょうから、妄想ぐらい好きにさせてくださいとか思ったりします。

出版物の規制について、非実在人物でも悪影響を与えて犯罪者を生むだとか、いやガス抜きになってむしろ犯罪を抑止するとか大騒ぎになっていましたね。私自身は「いかがわしい」ものは誰もが見られるところに置かないのが一番だと思いますけれど。その是非については他の方に任せるとして、今回は我々の考えるファンタジーをちょっと整理してみます。


作戦失敗

下書き用のPPC用紙が湿り気を帯びて鉛筆が滑らずに萎えるこの季節、皆様お元気にお過ごしでしょうか。私は死んでいます。

気分転換に以前のエントリーのファミレス作戦を実行しようと資料ファイルを持ってお出かけ。肉食ってリビドーを高めようとか余計なことを考えてしまったので某ステーキハウス系ファミレスへ。

結果は惨敗。人の出入りの多い席に案内されてしまい、隣で若いカップルはいちゃつくし、下書きを始めようとしたところで店員さんが食べ終わった皿を下げに来たりとかで全く集中できなかったです。私は恥知らずの人間ですが、ロリ陵辱絵とか見られるのはさすがに、ねえ。

でも最近蒸し暑くて体力を失っていたので、外食で多少英気を養えました。というか夏が来たらペースダウンすることはわかっていたので、当初は5月発売を目標にしていたんですよね…本業やら色々あるのでなかなか厳しい環境ですがぼちぼち頑張ります。


エロ同人

先日tongとチャットで「DLサイトでどうしてこれが売れるのかわからない」という話になりました。同人は制作日数とかコストとか、そんなことを考えずに好きにやれるわけですが、たとえ売れ筋の同人作品でも妥協の産物と言えるものが少なくない気がします。ツメが甘いというか、物足りないというか。

商用エロだけでなく、毎週のように開かれる同人即売会や同人サイトで万単位のサークルがひしめき合っていますから、何も自分で作らなくてもエロは飽和状態にあるように見えます。でも物足りなさというか「自分ならこうするのに」と思うところがあるから自分で作るんでしょうね。他のサークルさんはどうかわかりませんがcatwhiskerに関してはそうです。自分たちがオナニーするのに、背景や小道具、設定もこだわらないと集中できないのです。細かい描き込みはまさに自慰行為。

でもエロって勢いが大事なんですよね。その場の勢いでバーッと作った方がエロくて、完成度を上げるにつれて逆に萎えるということが多々あります。我々の嗜好では売れ筋商品を作れそうにない気がします。ですがcatwhiskerの方針は「自分たちが欲しいものを作る」こと。万人受けはしないだろうけれど、ニッチな層にはズギュンと来るものを。わかる人だけ買えばいい。

なんてカッコつけてみましたが、それが結果(収入)につながればいいなぁという下心がないわけじゃありません。正直言うとお金は欲しいです。でも描いた端からボツにしているんじゃ結果も何も…

※右図は何度か描き直したけれど気に入らず、結局ボツにしたもの