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蔵出し45

さて今回の蔵出しは目の間隔の狭さ、およびパンドラの匣の最下層にあるからしておそらく1990年代。この頃のラクガキは日付を入れていないので、正確な日付がわかりません。

でも20年以上嗜好が変わっていないですね。昔の絵ですが調教過程が描かれている力作だなぁと、我ながら思ったりします。嗚呼、なんて自画自賛。

そういえば昔、東京・神田神保町で買った昭和のSM雑誌の一文に、

SM秘小説9月増刊号 精艶美女肉酔

 私がこの女とはもう終りだなと思う時、それは女に羞じらいがなくなった時である。
 浣腸を施し、排泄する瞬間を見られても、身を震わせなくなったら、その女とは終りである。

三和出版「SM秘小説9月増刊号 精艶美女肉酔」より
昭和61年9月15日発行

というのがありまして、深く感銘を受けたものです。極太のガラス浣腸器で「タップリと薬液を注入」され、フェラチオさせながら「死にたい、もう死にたい」とすすり泣きながら洗面器に排泄する写真とともに、今でも良いおかずになっています。さすがにこの昭和の本はもう入手困難だと思うので、そのページの画像をこちらにアップしておきます。

調教されて身も心も堕ちてしまったMもいいものですが、完全に屈服しないMもいいものです。調教の美学、情緒の揺さぶり、心の葛藤。こういった文学的なSMの世界には憧れがあります。私もこうした誰かに余韻を感じさせられる作品を作りたいものです。


蔵出し44

たぶん最古のカラー絵です。劇画ちっくな画風なので、おそらく1990年代前半ぐらい。歳がバレる。稚拙な絵ですがこの歳になると羞恥心もなくなってきたので、せっかくだし公開します。

B5のチラ裏に耐水性インクとアクリル絵具で描いているんですが、試行錯誤しながら一生懸命描いたのに、全然上手くいかなかった記憶があります。ていうかこの頃の私はなぜチラ裏に描いてるんだろう。カラーの時ぐらいちゃんとした紙使えばいいのに。

アナログ絵は計画的に描かないと塗れば塗るほどドロ沼になってくることが多くて、昔は納得できるカラー絵がなかなか描けなかったものです。デジタル絵は Ctrl+Zでいくらでもやり直しが利くし、なおかつレイヤーでパーツ分けして周囲に影響を与えずに描けるので便利ですね。Photoshop 様々です。

そういえば同じようなボンデージ服は乙牝の祈りでも描いていました。たぶんこの23年前の絵がどこか記憶にあって、14年前の私はリベンジしたかったんでしょうね。こちらは今見ても我ながら上手く描けたと思いますが、もうちょっと差分のバリエーション増やしても良かったかなぁ。それが簡単にできるのが Photoshop ですし。

と、今制作中の絵が結構なレイヤー数になったので、どのくらいあるんだろうって気になって、裏技使って確認してみたら、

うーん、166枚か…今回は割と残してる方だと思うんですが意外と大したことなかった。

というか私は低スペックマシンで Photoshop を動かしていた時期が長かったせいか、すぐ統合保存しちゃうんですよね。Ctrl+S(上書き保存)と Ctrl+E(レイヤー統合)が手癖になっているため、それでやり直しが利かなくなって何度後悔したことか…


蔵出し43

珍しく2021年8月から毎週更新が続いています。ほめてほめてー。

さて、今回は前回と同じく、H·H·Gのフォルダにあった2010年ぐらいのラクガキです。ちょっと顔が幅広なのが恥ずいですね。珍しく男との絡みです。入れてる穴は相変わらずですが、そこは恥ずくない。

賛否あると思いますが、女の子をオナホ扱いするのって私は好きです。縄で縛ってそれを取っ手にしてガシガシ乱暴に突くのって、いいと思いませんか? かといって手足切断してオナホに改造しちゃうのは、上級者すぎてヘタレな私にはちょっと…非可逆的な人体改造というのはそそられなくもないんですが。

年齢のせいかわかりませんが、最近は胸糞な展開が受け入れられないんですよね。やっぱり“はぁとふる”で“はっぴぃ”が一番です。って、どの口が言う。


蔵出し42

過去の作品のファイルを久々に開いたら、H·H·Gのフォルダから没スキャンが出てきました。タイムスタンプは2010年2月で、キャラが違うし自分でも全然覚えていないです。12年間、日の目を見なかった供養としてアップしておきます。

で、いつ描いたのかわからなかったので、久々にパンドラの匣を取り出して、ホコリを払って開けてみたんですが、あるわあるわ、私の妄想の産物が。数年ぶりに見返して「こんなの描いたっけ?」って感じでこちらも全然覚えていないです。数が多すぎて見返すのはやめました。じっくり見てると我ながら恥ずかしいし。

ちなみに最近のラクガキは別のブリーフケースに入れてあるんですが、そちらは厚さが3センチぐらいになっています。両方合わせて10センチぐらいって、ラクガキとしては少ないんでしょうね。絵が上手くならんわけだ。

最近はラクガキもフルデジタルで描く人が多いんでしょう。でも私は好きなんです、厚手のコピー用紙に0.9mmのシャーペンでガシガシ描いちゃ消しするのが。HHG の半分ぐらいはシャーペンで下書き→スキャン → 清書っていう過程で描いていたんですが、最近は直接 Photoshop でアタリとって描いてます。でも鉛筆のラフな感じとか柔らかい感じがなくなると、エロさも若干失われている感じがします。まあ手を加え過ぎなのかもしれませんけれど。

そういえば今見たらラクガキするシャーペンはプラチナ万年筆の速記用「PRESS MAN」ってのを使ってました。たぶん10年ぐらい使っているかも。私は鉛筆で描くとき筆圧強いんですが、これだと芯が全然折れないのでアナログ派の方にはおすすめです。

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でもタブレットで描くときは筆圧が弱いのか、芯が減らないので一度も替えたことがないです。筆圧もエロさに関係してくるのかしらん?


蔵出し41

男のいいなり

今回も2015年の蔵出し。珍しく4人(手だけの子も入れると5人)も描いています。前回とは違い、闇堕ちしていない子が男に強制されて友だちに浣腸の図。もう色々開発されて体は元に戻れないんですが、心はまだ正気を保っている感じ。

こういうシチュエーションは結構思いつくんですが、いざ形にしようとすると難しいです。少女の心の葛藤とか大好物なんですが、実際経験しているわけではないので、脳みそコネコネして妄想しなければなりません。

でもフィクションだからこそ面白いんですよね。江戸川乱歩の自伝に「自分は小説で何人も殺しているが、実際は虫も殺せない小心者」的なことが書いてありました(本が手元にないのでうろ覚え)。「事実は小説より奇なり」と言いますが、小説などはあり得ないご都合主義をリアルに書くから面白いのであって、リアルの話は単純すぎたり奇抜すぎたりして感情移入しにくかったりします。

でも、ご都合主義の妄想を時々実践しちゃう人がいるせいで、エログロのジャンルはどうしても批判されがち。私の作品がもし性犯罪者のPCで見つかるとすごく叩かれそう。一線超えちゃう人は恐らく最初からサイコパスなだけ。作品を愉しんでいるほとんどの方はフィクションと区別できる変態紳士だと思うんですが。とはいえ最近は世論が二元論化されやすく、善か悪かでいうと悪になっちゃうので、そのうちここも規制されても仕方ないかもしれません。

でもでも、エログロの表現規制って大体、国がキナ臭い時に厳しくなるらしいですよ。乱歩も戦中に憲兵に連行されて小説が発禁になったし。「青少年に悪影響」とかもっともらしい理由をつけて世論を操作したがるのは、裏に言論統制の目的があったりするので覚えておくといいですよ。

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そういえば手塚治虫先生のマンガって、教育委員会推薦的に見られるフシがありますが、本質は結構エログロですよね。私もドン・ドラキュラとかで性癖くすぐられて足を踏み外した気がするし…

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