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蔵出し1

このところの多忙と異常な暑さですっかりH.H.Gの制作が滞っております。楽しみにされている方がいらっしゃるのかどうか疑問ではありますが、私自身モチベーションが下がり気味でちょっとペースダウン。もしウチの新作を待ちくたびれている人がいらっしゃいましたら叱咤激励のコメントをよろしくです。

そんなわけで最近進展がなくブログに書くようなネタもないので過去絵を発掘。普段は書類箱に入れっ放しで、家族の目のつかない場所に置いてあるラクガキの中から比較的見せられるものをピックアップしてみます。

恐らく1994年ぐらいのラクガキですが、まさに「チラシの裏」ですね。見返してみると94年産のものが圧倒的に多いのですが、その年は私に何かあったのでしょうか? 20年近くも昔のことなので覚えていません。というか紙ぐらいケチらずにもうちょいマシなものに描けなかったのかしらん?

で、フォトショでいじってクリーンナップしたものをここに置いておきます。ああ、我ながらフェチいなぁ。

「ていうかそんなことしてるヒマがあるなら絵を描け」と? はあ、ごもっともで・・・


2010年のまとめ

2010年は我々にとって例年よりも歩みが大きかったような気がします。とはいえコッペリウスの開発を一時中断、新作H.H.Gの発売延期と結果が伴っていないため申し訳ない状況ではありますが。

また今年は我々メンバーの肉体の衰えを痛感した年でもありました。tongも私もそれなりに忙しく、仕事や体調不良を理由に手が止まってしまうことも正直ありました。ですが3月からブログを開設し、外に向けて色々と発信し始めると他人に見られているという意識が生まれ、いい刺激を得ることができました。同人とはひたすら自分のモチベーションとの戦い。果たしてどれだけの方がこのサークルをチェックしていただいているのかわかりませんが、ほどよいプレッシャーを感じることができて例年より手を動かせた気がします。それに3年も前に公開した乙牝の祈りが、今年になっても未だ売り上げがあってご評価いただいているのも励みになっています。ありがとうございます。

一応、来年の3月ぐらいをメドに一区切りつけたいと思っていますが、まだまだ様々なハードルを乗り越えないとならないようです。でもあまりモタモタしていると、規制の動きも気になりますしね。今年以上に来年は身を引き締めていこうと思っています。

では皆様よいお年を。


ゲシュタルト崩壊との闘い

ずっと画面を注視していると、本当にそれが正しいかどうかわからなくなることってよくありますよね。しかし自分で描いたものはデッサン的に正しいとは限らないというか、いやむしろ狂っていることがほとんどなので、ずっと描き続けていると段々自分が信用できなくなります。

最近はトレス疑惑検証サイトが作られたりと、同人ですら描き手の手抜きを許さない風潮ですので資料丸写しなどもっての外。結局はオリジナルでパースを描かないとならない訳ですが、元々私は透視図が大の苦手。未だ人物との対比や縮尺で悩みます。線画でちゃんと描けたと思っても、色をつけると何かがおかしいことに気づいたりします。でもさらに困るのがどこがおかしいのかわからない時。ずっと見つめているとゲシュタルト崩壊が起こってさらにわからなくなります。

そんなときに便利なのが相方。チェックしてもらうと容赦なく間違いを的確に、内角をえぐるように指摘してくれます。頼みもしないのに赤ペン先生までしてくれるので「いい相方を持ったなぁ」と、布団をかぶって涙で枕を濡らします。

ああ、誰にも有無を言わさぬデッサン力が欲しいです…


リビドー不足

私は2ストのバイクのように、しばらく間を空けてしまうとなかなかエンジンがかかりません。何というかエロいギヤに入らないというか。というか馬鹿にならないと駄目なのかも。暇さえあれば妄想して下半身を膨らましている中学男子のように。


再起動

CG担当のmezzoです。本サイトも更新しておきましたが「コッペリウス」のペンディングの理由などについて。

コッペリウスとは本サイトでもずっと予告していましたが、マウスの動きでストーリーが進むというインタラクティブなゲームです。数年前から、というかサークル設立当初からの企画としてコッペリウスは進んでいました。いやむしろコッペリウスのためにサークルを立ち上げたと言ってもいいぐらい。2009年内のリリースに向けて絵コンテやフローチャートもほぼ完成し、かなりの枚数のCGも仕上げていました。

しかし、システムの根幹部分で思った以上に作業が難航し、そうこうしている内に昨年は2人とも多忙になってしまいました。tong氏も私も実は相当の年齢です。一応社会的・家庭的責任を優先せざるを得ないため作業が停滞してしまった、ということです。まあ言い訳ですけどね。2人ともモチベーションが下がったわけではないのですが、制作に専念できる余裕がなくなったために、苦渋の選択として一度ペンディングすることにしました。期待していただいた方、申し訳ありません。

ただしあくまでも一時中断であり、諦めた訳でも投げた訳でもありません。ある意味我々にとってのライフワークとして、中途半端なものは作りたくないという前向きなペンディングですので…って、ああ、もっと言い訳がましくなってきた…まあそういうことなのでご了承ください。

で、中途半端なものは…とか書いておきながらmezzoはただ今、新作を制作中です。コッペリウスよりかなりハードルを低くして、ショートストーリーつき画集(いわゆる紙芝居)となる予定。タイトルはまだ決めていませんが、大筋はすでに頭の中で完成。今、それをカタチにするべくテキストとCGを1人でシコシコと作っております。というかコッペリウスで発散できないリビドーをPCにこれでもかと叩きつけていますので、どうぞお楽しみに。