CG担当のmezzoです。本サイトも更新しておきましたが「コッペリウス」のペンディングの理由などについて。

コッペリウスとは本サイトでもずっと予告していましたが、マウスの動きでストーリーが進むというインタラクティブなゲームです。数年前から、というかサークル設立当初からの企画としてコッペリウスは進んでいました。いやむしろコッペリウスのためにサークルを立ち上げたと言ってもいいぐらい。2009年内のリリースに向けて絵コンテやフローチャートもほぼ完成し、かなりの枚数のCGも仕上げていました。

しかし、システムの根幹部分で思った以上に作業が難航し、そうこうしている内に昨年は2人とも多忙になってしまいました。tong氏も私も実は相当の年齢です。一応社会的・家庭的責任を優先せざるを得ないため作業が停滞してしまった、ということです。まあ言い訳ですけどね。2人ともモチベーションが下がったわけではないのですが、制作に専念できる余裕がなくなったために、苦渋の選択として一度ペンディングすることにしました。期待していただいた方、申し訳ありません。

ただしあくまでも一時中断であり、諦めた訳でも投げた訳でもありません。ある意味我々にとってのライフワークとして、中途半端なものは作りたくないという前向きなペンディングですので…って、ああ、もっと言い訳がましくなってきた…まあそういうことなのでご了承ください。

で、中途半端なものは…とか書いておきながらmezzoはただ今、新作を制作中です。コッペリウスよりかなりハードルを低くして、ショートストーリーつき画集(いわゆる紙芝居)となる予定。タイトルはまだ決めていませんが、大筋はすでに頭の中で完成。今、それをカタチにするべくテキストとCGを1人でシコシコと作っております。というかコッペリウスで発散できないリビドーをPCにこれでもかと叩きつけていますので、どうぞお楽しみに。