大仰で中二病的なタイトルですが、私の性癖を決定づけた原典ともいうべきビニ本をネットオークションで発見。その名も 浣腸繩地獄 。
中学の頃、通学路でこの本さえ拾わなければ私は同人で浣腸絵など描いていなかったことでしょう。いわば私にとってはアダムとイヴの林檎、人生を狂わされた悪書と言えます。しかし同時に拾ったレズもの「レ・ス・カ ~Lemon Squash~」にはまるで下半身が反応しなかったので、当時から私にそういった素養があったのでしょう。長らくこの本だけで十代のほとばしる欲求を解消していました。
しかしベッドの下に隠していたのをオカンに見つかり、泣く泣く焼却処分に。その後しばらくは妄想にふけっていましたが、絵が描けるようになるとその記憶を呼び覚ましながら熱心に鉛筆を滑らせていたものです。まさに私のエロ絵の原動力。
先日ふと懐かしく思ってネットで検索したところ、見つけて思わずポチッと入手してしまいました。ただし昔の記憶は美化されてしまうもの。「これ絶対入ってないよね」と当時から思っていましたが、久々開いて見ると黒塗り修正も多く本番もなく浣腸器の嘴管すら挿入されていないカットばかり。縛りも下手ですし多少のチープさは否めません。
しかしこのモデルさんの顔がやっぱりいいんです。いわゆる「イキ顔」が美人。若干わざとらしい感もなくはないのですが、昨今のAVでパッケージは美人なのに、いざイキ顔になると萎えるほどブサイクになってしまうよりはずっといい。当時にしてはモデルさんの顔やプロポーションのレベルが高く、肌も若くてキレイ。この本発売当時はヘアヌードが規制対象だったはずですが、それを黒いネットでごまかす工夫も素晴らしいです。現代でも十分鑑賞に堪えられる良書(悪書?)にしばし眼福。ビバ、竹内企画。
やっぱり縄で絞られて紅潮した肌は最高です。最近お気に入りのマンガ、甘詰留太「ナナとカオル」の番外編、Black Labelにも左のようなシーンがあるのですが、主人公カオルの熱弁に「うんうん!」とうなづかざるを得ません。ピンと来た方にはオススメ(リンク先に試し読みもあります)。
思わず懐古的になってしまいましたが、これらの本と同等、あわよくばそれらを超えるものを私も提供できればなぁと改めて思いました。