タイトル通りで何のひねりも有りません。
でも、考えてみるとエロ絵の描き方とか塗の解説、BGMの作り方やらMIDIの打ち込み、DTMなんかの情報、ごく稀ですがシナリオのひねり方なんかは見かけますけど、エロSEの録音ってあまり言及しているページって無い気がします。

きょうびエロSEの素材集も当サークルがお世話になっているDLSite.comを探せば結構見つかったりするものなのですが、実は注意してみると身の回りの生活音なんかで、アレ?この音って「クチャ音」だよねとか「ヌチョ音」だよねって思う事が多々あります。(こうやって書くと日ごろからエロゲの事しか考えてないのかと言われそうですが、全くその通りなので申し開きできません。)
実際SEと言うのは「実物の物の音を録音していない場合も多い」と聞きます。
そして、エロSEに限って言えば「実物の音じゃない方が良いんじゃないか」って当方は思ったりするのです。

例えば、もしエロSEが実物の音だとするとどこの誰(絶対に画面の美少女は出してないわけで、さらに言えばリアル美少女が出している事もまずありえない)が出しているか分からんリアルの排泄音を録音してって言うのが思い浮かんだ途端に興ざめだと思うんですよね。
あるいは、「どぴゅっ」とかの射精音って本当は音しないじゃないですか、射精って(笑)
と言う訳で、エロじゃない物でエロSEに挑戦してみようと、そう言う事です。

とは言え当方もSEの録音については「ド」素人(あ、他がプロなのかとツッコまれるとそれはそれで困るのですが)なのでどうなるのか全く予測は付きませんが、とりあえずやってみる、と言う方向で行きたいと思います。

で、まずは機材。
スタジオとかを借りてとかそう言う大掛かりな事は当然できません。
機材も本職さんであれば指向性マイクとか高品質で歪みのないレコーダーを使うのでしょうが、とりあえずある物を使います。

1.レコーダー
何は無くともまずはこれです。
上を見れば天井は有りませんが下を見てもキリが有りません。
とりあえず家にあったボイスレコーダーで挑戦です。
一昔前ならマイクを繋げてとかになるのでしょうが、今のレコーダーはデジタル化されているので機械部分が全くなくメカノイズがしないのでマイクが内蔵されているものが主流です。
ボイスレコーダーの場合声をはっきり録音すると言う用途に合わせてチューニングされていることが多かったりするのですが、指向性についてはある程度絞られているものが多いようです。

2.マイクスタンド
何は無くともまずはこれです。
上を見れば天井は有りませんが下を見てもキリが有りません。
人手が有れば手で持っても良いのですが、長時間同じ姿勢を強いられるので結構きつかったりマイクを物に当てたりしてせっかくの録音を台無しにする場合も多々あるのでマイクスタンドは必須です。
今回は対象物が大きくないので卓上のアナウンサーマイク用のスタンドで、またレコーダーを物に寄せやすいようにフレキパイプの物をチョイスです。
家には無かったので打ち合わせついでに秋葉原のヨドバシで購入します。

 
3.マイクホルダー
何は無くともまずはこれです。
上を見れば天井は有りませんが下を見てもキリが有りません。
レコーダーの高いのになるとマウント用のねじ穴が付いているのですが、今回使用するレコーダーにはねじ穴が無いのでマイクホルダーが必要です。
マイクホルダーはクリップタイプと通常タイプがあるのですが通常タイプは逆さにマウントするとマイクが落ちたりするので物録りの時にはクリップタイプの方が良いです。
これも家には無かったので打ち合わせついでに秋葉原のヨドバシで購入します。

で、上記を合体した状態がこれです。

録音の機材としては、まぁ以上ですね。
これだけです。
屋外での録音とかだと風よけのケモケモなイヤーマッフルみたいなのとかスナイパーみたいな超指向性マイクとかスタジオ録音でもモニタヘッドフォンとか色々あるみたいですけど、当方は持ってないので最低限必要なもので挑戦しようと思います。