カテゴリー: 技術情報

久々にFlashと言うかAirと言うかWindows8と言うか、とにかくはまる・・・

直接catwhiskerには関係ないのだが、最近Adobe Airを使ってスマートフォンアプリを作っていて久々に原因不明な現象に出くわした。
その原因不明な現象を説明する前に今回のAdobe Airを使ったスマートフォンアプリ制作について簡単に説明

  1. 普通にブラウザで動くFlashアプリを作る
  2. ターゲットデバイスをスマートフォン用に変更
  3. Flash上でプレビューを行ってデバッグ
  4. 3が出来たら実機に転送して実機デバッグ
  5. ストアに登録して完了

と言うのが主な流れになる。
で、今回はまったのが3の部分で前ふりとしては元々は別の人が作成してストア登録まで完了しているアプリのバージョンアップを当方が行った作業と言う事。
で、具体的な現象は以下の通り。

  • Flash上でプレビューを行おうとすると「ムービープレビューの起動に失敗しました。」のエラーが出て表示されない。
  • エラーダイアログを消すと出力パネルに下記のエラーが表示される
    ムービープレビューが終了しました。
    Adobe (R) AIR (R) Debug Launcher (ADL)
    Version 3.4.0.2540
    Copyright (c) 2008-2012 Adobe Systems Incorporated. All Rights Reserved.
    The -extdir argument must specify an existing directory.

他の環境ではちゃんとプレビュー出来ていたのでコードがおかしいと言う事はまずあり得ない。
当初は同時にデバッガで使われるAdobe Airのアップデートが表示されるのでそれが原因かと思ったが、いろいろ調べてゆくと「開発環境がWindowsの場合Adobe Airのファイルとフォルダには2バイト文字が含まれるとデプロイ(書き出し)に失敗する」と言う記述が見つかった。ところが、今回の場合はソースファイルは「D:\test\flash_app.fla」と言う感じで2バイト文字を含んでいない。

とここまで引っ張ってきていい加減飽きてきたのでそろそろ種明かし。


Photoshop 7 のブラシ

エロ同人のブログなのにエロくないことばかり書いてますが、今回もエロくない話。

私はPhotoshopを4.0から使っています。でもバージョンが新しくなる度に何かが変えられて使い勝手が悪くなっていたりします。その最たるものがブラシです。ブラシは書き味に大きく変化が出るので変えられると本当に困ります。特に6.0から7.0に上げたらとんでもなく使いにくいブラシばかりになって辟易したものです。

基本的に私はあまりソフトをカスタマイズせずにデフォルトで使う人なのですが、ガマンできずにブラシセットは独自に作りました。というか不要なものを整理しただけですけれど。先頭の筆圧ブラシは全部削り、エッジが強めのブラシとボケ足の広いブラシの各サイズを用意。ブラシサイズはスライダでも選べますが、ワンクリックで済ませたいのでいちいち作りました。あとは砂目調のブラシをPNG画像で作って登録したぐらい。特殊効果を出すときに他のブラシセットを呼び出すときもありますが、基本はこのブラシだけで描いています。

使ってみたい方はこちらに用意しましたのでどうぞ。登録方法などについては検索すれば他のサイトに詳しく載ってますのでそちらをご参照ください(投げやり)。

https://catwhisker.jp/simple.zip

何やらもう6月を半ば過ぎてしまいましたが公私共に壮絶に忙しいです。そんな中でも時間を見つけちゃ描いてはいるのですが・・・はあ。


Intuos4 が動かない時の対処法

H.H.G制作中にPCが壊れ、新しくWindows7のPCを導入してだいぶ経ちました(未だH.H.Gは完成してませんが・・・)。それに伴ってタブレットもワコムのintuos2から4へステップアップしたのですが、2に比べて動作が不安定になることが多くあります。どうやらこれは私だけじゃなく多くの人が抱えているトラブルのようですね。


輪郭線

どっちかというと私の絵はリアル指向なので、萌えとは程遠く放っておくとどんどんフランドル絵画のようになってしまいます。油絵を描いていた頃も周囲とは明らかに浮いていて講師に「お前は岸田劉生かっ」などとツッコまれました。

そんな「糞リアリズム」(前述の講師談)にならないよう、また「萌エロい」ものを表現するにはやはりマンガ表現である輪郭線が欠かせません。しかしこの輪郭線というやつ、実に面倒です。その昔ペンでマンガやイラストを描いて同人誌をコミケに出していた頃もありましたが、いつもペン入れするのが面倒でした。最近はPCや製版技術やらが進歩して、鉛筆画をスキャンしたりオールデジタルで描けるのでいいですね。私もこんな時代に生まれたかったものです。とはいえ私もほぼオールデジタルでやっていますが。

ですがデジタルになってもやはりキャラの輪郭線に苦労しています。私は遠近感や柔らかさを表現するため、線の太さを場所によって微妙に太くしたり細くしたり、場合によっては消したりしてGペンに近い線の強弱をつけています。しかしGペンのように筆圧で調整せず、Photoshop の1~3pxのブラシでひたすら短く線をつなげては消しゴムではみ出した線を消すという地道な作業。というかペンで描いていたときも結局Gペンを使わず丸ペンでそうしていたような。SAIやコミックスタジオも試してみましたが、どうも私には自動補正や筆圧が使いこなせず、結局この描き方に落ち着いてしまいました。

他の絵師の描き方を参考にしてみたり、試行錯誤を繰り返して多少は進歩しているのですが、輪郭線の描き方だけはアナログ時代から変わらないのが何とももどかしいです。

あ、2枚目の絵でくわえているのはサラミです。念のため。


材質感

3Dグラフィックをやっている人ならば「テクスチャ」という言葉を使う方が通りがいいと思いますが、「材質感」は絵をリアルに見せるために重要なポイントの一つです。