カテゴリー: 技術情報

Photoshop 7 のブラシ

エロ同人のブログなのにエロくないことばかり書いてますが、今回もエロくない話。

私はPhotoshopを4.0から使っています。でもバージョンが新しくなる度に何かが変えられて使い勝手が悪くなっていたりします。その最たるものがブラシです。ブラシは書き味に大きく変化が出るので変えられると本当に困ります。特に6.0から7.0に上げたらとんでもなく使いにくいブラシばかりになって辟易したものです。

基本的に私はあまりソフトをカスタマイズせずにデフォルトで使う人なのですが、ガマンできずにブラシセットは独自に作りました。というか不要なものを整理しただけですけれど。先頭の筆圧ブラシは全部削り、エッジが強めのブラシとボケ足の広いブラシの各サイズを用意。ブラシサイズはスライダでも選べますが、ワンクリックで済ませたいのでいちいち作りました。あとは砂目調のブラシをPNG画像で作って登録したぐらい。特殊効果を出すときに他のブラシセットを呼び出すときもありますが、基本はこのブラシだけで描いています。

使ってみたい方はこちらに用意しましたのでどうぞ。登録方法などについては検索すれば他のサイトに詳しく載ってますのでそちらをご参照ください(投げやり)。

https://catwhisker.jp/simple.zip

何やらもう6月を半ば過ぎてしまいましたが公私共に壮絶に忙しいです。そんな中でも時間を見つけちゃ描いてはいるのですが・・・はあ。


Intuos4 が動かない時の対処法

H.H.G制作中にPCが壊れ、新しくWindows7のPCを導入してだいぶ経ちました(未だH.H.Gは完成してませんが・・・)。それに伴ってタブレットもワコムのintuos2から4へステップアップしたのですが、2に比べて動作が不安定になることが多くあります。どうやらこれは私だけじゃなく多くの人が抱えているトラブルのようですね。


輪郭線

どっちかというと私の絵はリアル指向なので、萌えとは程遠く放っておくとどんどんフランドル絵画のようになってしまいます。油絵を描いていた頃も周囲とは明らかに浮いていて講師に「お前は岸田劉生かっ」などとツッコまれました。

そんな「糞リアリズム」(前述の講師談)にならないよう、また「萌エロい」ものを表現するにはやはりマンガ表現である輪郭線が欠かせません。しかしこの輪郭線というやつ、実に面倒です。その昔ペンでマンガやイラストを描いて同人誌をコミケに出していた頃もありましたが、いつもペン入れするのが面倒でした。最近はPCや製版技術やらが進歩して、鉛筆画をスキャンしたりオールデジタルで描けるのでいいですね。私もこんな時代に生まれたかったものです。とはいえ私もほぼオールデジタルでやっていますが。

ですがデジタルになってもやはりキャラの輪郭線に苦労しています。私は遠近感や柔らかさを表現するため、線の太さを場所によって微妙に太くしたり細くしたり、場合によっては消したりしてGペンに近い線の強弱をつけています。しかしGペンのように筆圧で調整せず、Photoshop の1~3pxのブラシでひたすら短く線をつなげては消しゴムではみ出した線を消すという地道な作業。というかペンで描いていたときも結局Gペンを使わず丸ペンでそうしていたような。SAIやコミックスタジオも試してみましたが、どうも私には自動補正や筆圧が使いこなせず、結局この描き方に落ち着いてしまいました。

他の絵師の描き方を参考にしてみたり、試行錯誤を繰り返して多少は進歩しているのですが、輪郭線の描き方だけはアナログ時代から変わらないのが何とももどかしいです。

あ、2枚目の絵でくわえているのはサラミです。念のため。


材質感

3Dグラフィックをやっている人ならば「テクスチャ」という言葉を使う方が通りがいいと思いますが、「材質感」は絵をリアルに見せるために重要なポイントの一つです。


以前のエントリーにも書きましたが、H.H.Gを作成している当初から、髪の描写に悩んでいます。前作の乙牝の祈りの時の描き方はすごく非効率。私は髪を描くのがすごく苦手で、体のパーツで最も時間がかかります。何せ髪を描くだけで平気で1~2時間費してしまいます。