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BGM

私の制作中のBGMはもっぱらアイマスですが、そちらではなくゲームの音楽について。

私はほとんどゲームをしませんが、優れたゲームのBGMに名曲が多いことは知っています。キャッチーでありながら邪魔をしないメロディ。覚えやすくノリ易いフレーズ。飽きの来ないリフ。ゲームに求められる音楽のクォリティというのは結構高いと思います。最近では声優さんの歌と一緒に音楽CDも別リリースされるぐらいですから、ゲームをしない人にもその音楽が支持されているんじゃないでしょうか(実際、私はアイマスを聴きますが、ゲーム自体をやったことがありません)。

昔は「ゲーム音楽なんて」とキワモノ扱いされていたような時代もありました。また一部のプレイヤーには邪魔な存在として、ミュートされてしまうこともあったでしょうね。でもBGMもゲームを構成するのに欠かせない要素だと思うのです。音色や音数がマシンスペックで制約された時代のものであっても、素晴らしいものが沢山あります。グラフィックやシナリオと同等に、制作者のこだわりが反映されるところではないでしょうか。

catwhiskerでは未だ「ゲームソフト」と自信を持って言える程のものを作っていないのですが、将来的にはサウンドを入れたものを作ります。私は打ち込みもするので、DAW環境も揃えてオリジナルのBGMや主題歌も相方に隠れてコソコソ作ってたりします。ただし果たしてそれらが日の目を見ることができるかどうか。というか目の前のCG集すら…


リアルとファンタジー

以前にも書きましたが「自分たちが抜くために作る」のが方針のサークルですので、自分たちの嗜好に正直。見ての通り生理が来るか来ないかの女の子をあれやこれやしてしまう「いかがわしい」ものにならざるを得ません。でもそれはファンタジーという妄想の世界だから許されること。生まれてからストレスを受けた事のない人や聖者でもない限り心の中で何人も×しているでしょうから、妄想ぐらい好きにさせてくださいとか思ったりします。

出版物の規制について、非実在人物でも悪影響を与えて犯罪者を生むだとか、いやガス抜きになってむしろ犯罪を抑止するとか大騒ぎになっていましたね。私自身は「いかがわしい」ものは誰もが見られるところに置かないのが一番だと思いますけれど。その是非については他の方に任せるとして、今回は我々の考えるファンタジーをちょっと整理してみます。


エロ同人

先日tongとチャットで「DLサイトでどうしてこれが売れるのかわからない」という話になりました。同人は制作日数とかコストとか、そんなことを考えずに好きにやれるわけですが、たとえ売れ筋の同人作品でも妥協の産物と言えるものが少なくない気がします。ツメが甘いというか、物足りないというか。

商用エロだけでなく、毎週のように開かれる同人即売会や同人サイトで万単位のサークルがひしめき合っていますから、何も自分で作らなくてもエロは飽和状態にあるように見えます。でも物足りなさというか「自分ならこうするのに」と思うところがあるから自分で作るんでしょうね。他のサークルさんはどうかわかりませんがcatwhiskerに関してはそうです。自分たちがオナニーするのに、背景や小道具、設定もこだわらないと集中できないのです。細かい描き込みはまさに自慰行為。

でもエロって勢いが大事なんですよね。その場の勢いでバーッと作った方がエロくて、完成度を上げるにつれて逆に萎えるということが多々あります。我々の嗜好では売れ筋商品を作れそうにない気がします。ですがcatwhiskerの方針は「自分たちが欲しいものを作る」こと。万人受けはしないだろうけれど、ニッチな層にはズギュンと来るものを。わかる人だけ買えばいい。

なんてカッコつけてみましたが、それが結果(収入)につながればいいなぁという下心がないわけじゃありません。正直言うとお金は欲しいです。でも描いた端からボツにしているんじゃ結果も何も…

※右図は何度か描き直したけれど気に入らず、結局ボツにしたもの


商用エロゲ

もう7月ですか。はふん。忙しくって絵を落ち着いて描けないです。はうあう。

自分が大したものを作ってないのに大口を叩くようですが、商用のエロゲや大半のエロ同人には言いたいことが山ほどあります。まあそのままブーメランになって自分に突き刺さるので多くは語りませんが。

以前、tongが書いた「紙芝居方式をゲームと言うには抵抗があります」には私も同感で、それが未だ主流になっていることに違和感を感じます。いわゆる「ギャルゲ立ち」のキャラの下にダイアログボックスがあって、矢印をクリックすると会話が成立するというアレ。研究用に美少女ゲームの雑誌を買ったらどのページもほとんど同じような絵と構成で、違いがわからなくて軽くめまいを覚えたぐらい。もちろんその中に名作もあるでしょうし否定はしませんが、商用ゲームのほとんどが紙芝居方式で構成されているのってどうなんだろうと思ってしまいます。

でもそれも需要があるから成り立つんでしょうね。それに趣味でやっている同人ならともかく、商業ベースに乗せるなら採算に乗せる必要があります。開発環境を共通のフォーマットで揃えれば効率が上がってコスト削減、CGの塗り方を統一すれば分業化で制作期間が短縮されるわけですから。産業として成り立たせるにはこれがベストなんでしょうね。

実を言うと私はほとんどゲームをしない上、このクリックして次へ次へというのが苦手です。5分ぐらいカチカチやってエロい絵が出ないと投げ出してしまいます。体験版だけやって「ムキーッ」と投げ出すこともしばしば。なので自分ではそういうものは作りたくないと思っています。

でも現在制作中のH.H.Gはモロに紙芝居です(苦笑)。ほらブーメラン。それにこんな調子じゃ商売として成り立つよう、締め切り作って守ることなどできそうにありません…


奇跡のユニット

catwhiskerはtongとmezzoによる2名体制のサークルですが、本サイトのプロフィールにもあるように奇跡のユニットです(と、自ら言うのもなんですけど)。

数年前に某所のチャットで出会い、tongの作ったFlashコンテンツに私が興味を持ち、そこから共同制作を始めたのがこのサークルの原点。チャットやメールでやり取りをしながら制作を進めているうち何かピンと来たのか、互いの嗜好をカミングアウトし始めるようになりました。話がだんだん深いところにまで及ぶと、2人とも他人から理解されない特殊な嗜好というか性癖を持っている上、その共通項が非常に多いという「奇跡的な一致」に気づくことになります。そして耐えかねて作ってしまったのがこのサークルなのです。

またそれだけでなく、もう一つ奇跡的なのは互いに足りないものを補完し合える点。自分たちが十数年と思い描いていながら技術上実現できなかったことが、共同作業によって軽くハードルを越えてしまうことが出来てしまったのです。とはいえ単なる依存関係にないところもまた凄いところ(だから自ら略)。2人とも他人にも自分にも厳しい人なので、ハッキリものを言う上に相手に求めるスキルが半端ないのです。ですが2人ともスキル上でクロスオーバーしている部分も多いので、もし他の人だったら理解させるのに小一時間かかるところを2、3言で済ませられます。私もときどき打ち合わせをしていて「何でこれで通じんだよ」「テレパシーか?」と思うことが多々ありますが、恐らくtongも同じようなことを思っているでしょう。

吾妻ひでお風

さらに奇跡的なことはお互い「中年」であるというタイミング。たびたび自分で言うのも何ですが2人とも我が強く、頑固な上に偏屈で理屈っぽい。今でも納得できないことについては、時としてチャット上でナイフを振り回すような激論を交わすときがあります。ですがその場合でも人間が円くなったおかげで辛うじて均衡を保てるわけです。もし我々が二十代の頃に組んでいたら数ヶ月もしないうちに「方向性の不一致」でケンカになって解散していたでしょう。

何にせよ出会ったきっかけやタイミング、その他もろもろを含めても奇跡としかいいようのないユニット(略)。近い将来、エロゲの歴史を塗り替える奇跡の作品が生まれるんじゃないかと思っていたりします…と、どんだけ自画自賛するんでしょうか(笑)。どうも手前味噌ですみません。