カテゴリー: 制作日誌

年末のご挨拶

本年はH・H・Gの発売もあり、まずはお買い上げ頂いたお客様にはお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
それなりにサークルらしい活動も行えたかなと思う一方、後半各メンバー(特にメインで活動していた絵描きのmezzo)の本業やらが忙しくなりブログの更新も滞りがちになってしまうなど、反省も多い一年となりました。
来年も状況的には今年後半と変わりないのですが、二人の内できる方が、ちまちま、じりじりとでも進めていければ良いなぁなんて思ってます。

では以下来年の抱負とか言い訳とか・・・

tong
今年も色々、進めては居ますがなかなかままならないものでございます。
来年こそは何か公開できる物が出来ればとは思いますが、mezzoほどマメじゃ無いのでどうなる事やら・・・

mezzo
あーあーうーあー・・・

という事で来年もcatwhiskerをよろしくお願いします。


intuos5

当方もmezzoほどではないがエロ絵を描いたりAEのパスでマスクをかけたりするのにタブレットを使うのですが、こんどWindows8で本格的にタッチサポートが導入されるのでIntuos5 touch mediumを買ってみました。

まず、アンボックス直後の感想ですが一言で表すなら「接着剤臭が酷い」でした。catwhisker的にはまずはPhotoShopの書き味とかの話になるんでしょうけれど、そんなのがぶっ飛ぶくらい酷い臭いでシックハウス症候群な人だと頭痛が出ること必至です。
実は購入前にいろいろレビューを読んで「臭いが酷い」と言う情報は得ていたのですが、印刷の臭いって書いてあったので気にしてなかったのですが、これはインクの臭いではなく接着剤に他なりません。
この手の臭いが駄目な人は買っても二、三日放置して臭いを飛ばさないと使えないと思います。(時間が経てば臭いは飛びます)

巷では前評判が散々なWindows8ですが、実際使ってみると今までの用途では違和感も無く、逆に言えば新しいOSっぽく無いんですけど普通に使えます。また、タブレットで使うと確かにマウスとは操作感が違いますが「これはこれでアリでしょう」って感じです。
で、肝心なPhotoShopの方はと言うと今まではIntuos3 medium wideを使ってたんですけどこれは素晴らしいとしか言いようが無いと思います。
当方のタブレット暦は初代Intuos、初代cintiq U21、Intuos3 って感じなんですけど(正確にはその他ワコムの色んなタブレットも持ってました)それらと比べても格段にきれいな線が引けます。
売りの最小加重1gも秀逸なんですけど、当方的には思ったところでピタッと止まるシートと芯が最高ですね。

と言うことで、試しに描いてみた絵がこれ

intuos5で描いてみた ポニテ つるぴかレオタの女の子
intuos5で描いてみた ポニテ つるぴかレオタの女の子

えっ、全然線がきれいじゃないって?
まぁ、基本プログラマなんでこの位でカンベンしてください。


宮崎アニメとエロゲ

つい先日、知人とアニメの話をしていた時に「宮崎アニメは主人公の成長によるブレイクスルーのカタルシスに頼っていない」と言う事を言われてまぁそうだねって答えたんですけど、ちと思うところを書いてみようかと。

まずはブレイクスルーのカタルシスって何よって事なんですが、簡単に言うと状況を打破することによって物語の浄化をもたらすって意味です。
全然簡単じゃないですね(笑)たとえばジャンプマンガと言うと・・・

  1. 主人公がどう考えても覆せそうにない逆境に陥ることで、読者はイライラ、ハラハラ、つまり精神的な抑圧状態に置かれます。
  2. 主人公は精神修養なり肉体的修行なり成長し1の逆境を打破することで読者は抑圧状態を抜けスッキリとし精神的浄化を得る。

と言う感じです。
ブレイクスルーは逆境を打ち破る力なり方法、カタルシスは読者が得るスッキリ感ってことです。
この様な作り方は作品の核となる面白さをストーリーに求めていると言えるのですが、宮崎アニメはそうでは無いと言うことになります。

では、宮崎アニメは何に作品の面白さを求めているのでしょうか。

私は宮崎アニメは個々の優れた表現を積み重ねて作品の面白さを形作る方法を採っていると思います。
ワンシーン、ワンシーンの表現の緻密さや動きや表情の面白さ。まさに「アニメーション」の面白さと言い換えることも出来るかもしれません。

実は作品の面白さを表現に求めているのは宮崎アニメだけではありません。最近の深夜アニメで言えばインフィニット・ストラトスなどは筋などは全く無く単にオタがブヒブヒ言うためだけにあるような、清清しいほどの表現特化アニメです。(あるいはオタが対象とするもの全てと言っても良いかもしれませんが)

そして、エロゲもまた表現特化型の作品の作り方になっています。
最近は涙腺決壊的なエロゲも多くなってきてるんですけど、無理にエロゲじゃなくても良いじゃんって思ったりその逆で一般向けのマンガだけどどう考えてもエロ表現しか売りが無いだろう。成人向けで出せよって思うことも少なくありません。

いずれにしてもcatwhiskerは表現特化のエロ同人の枠から外れることは無いと思うんですけどね。


何がエロ音を出すのか?

さて、前回の「エロSEを録るのか?」の記事ですが、公開した後で考えてみたら、「SEを録るのに録音機器が必要だ」と言う極々当たり前の事を書いていた事に気づき愕然とした私でした。
そこで、今回はエロ音ってどうやって出そうかって事に焦点を当ててみたいと思います。


CS 5.5!

tongに前々から「AfterEffects と連携取りたいからCSを!」と言われ続けていたのですが、とりあえずH・H・Gが終わってからと、今までずっとPhotoshop7で頑張っていました。というか貧乏をこじらせている私がこんな高額なソフトをポンと買える訳がありません。DLsiteの販売数から売り上げ逆算したって、こんなソフト買えるほど儲かっていないのはわかるでしょッ(逆ギレ)。

でもCoppeliusを進めるためにはどうしても導入しなければなりません。なので清水のステージからダイブしました。Adobe CS 5.5 Production Premium 買いました。もちろんローンで・・・

今までの7からだいぶバージョンが進んでいるので、もう浦島太郎です。まだちゃんといじってないんですが、しばらく慣れるのに時間がかかりそう。それに何より今の安月給じゃ支払いが大変。なのでみなさん、次回作のためにもH・H・G買って下さい!(迫真)