カテゴリー: 制作日誌

効率の良い描き方

お題は私の「描き方講座」ではなく、もし他に方法があるのなら誰かに教えてもらいたいという話。

私はデッサン力があるようでそうでもなく、感覚で描けずに理屈で描く人なのでササッて感じに描けなかったりします。なので無駄に手数ばかり多いです。それに密度が足りないと感じるとすぐ画面を描き込んで埋めようとします。空白恐怖症ってやつですね。

なので1枚を完成させるのに平気で20時間ぐらいかかります。というか差分とか背景に凝り始めると60時間ぐらいかかっている気がします。時間を正確に測ると目まいがするのであえて測ったりしませんが。

私の絵で手間のかかる最たるものは髪の毛。ひたすら1本1本フリーハンドで引いて描いてゆくという方式を取っています。本当はそんな事したくなく、ベタに塗って影とハイライト入れて終わりにしたいなぁといつも思うんですが、そうすると周囲の描き込みにどうしても釣り合わなくなってしまうんですね。

誰か本当に効率の良い方法を教えてください。


内部資料流出?

最近ちょっと体調不良もあってだらだらしてました。気候の変動に対応できない微妙なお年頃。

tongと私は仕事で使い慣れているので結構エクセルとかパワポとかを使います。だからと言って効率が上がるわけじゃないんですが、こうやって表にすると作業量が一目瞭然。あー、頑張んないと…

こないだから右下に「Progress」という作品の進行状況をつけました。お知らせの意味より自分の尻を叩くため。全然進まなかったら「早よせえや」みたいな尻叩きコメントお願いします。


萌えとリアリズムの狭間に

はっきり言うと私の絵は萌え要素がないと自覚しています。うっかりすると「フランドル絵画」と評されてしまう程のリアル志向の絵に傾いてしまう訳ですが、自分では萌え萌えキュンキュンするような絵を描こうと思って試行錯誤していたりします。

でも譲れない部分もかなりあります。その中でも特にこだわるのは質感。「ぷにっ」とか「ぬるっ」とか「ぬちゃっ」とかの擬音が聞こえてきそうな、画面に手を突っ込んだら触れるような、その場の空気の温度や湿度、体温や臭いを感じられるような、そんなリアリティだけは崩したくないと考えています。というかそこが私のできる精一杯じゃないかと思いますので。


新作タイトル

さて、mezzoの方の記事にもありました鋭意製作中のイラスト集のタイトルですが、色々候補が上がっておりました。
特に今回は前作の「乙牝の祈り」ほど暗くないと言うのが先に決まったので、「暗くないタイトル」にする必要がありました。
ところが、頭に浮かぶタイトルが暗いんですよね。一例を挙げると・・・

歪褻遊戯(わいせつゆうぎ)
肛悦玩具(こうえつおもちゃ)
肛悦遊戯(こうえつゆうぎ)
汚辱願望(おじょくがんぼう)

等々、どうしても四文字熟語で陰鬱な物しか出てこない。
無理やり明るめなのを考えると今度は・・・・

性玩具の日常(おもちゃのにちじょう)
性玩具の毎日(おもちゃのまいにち)
性玩具であそぼう(おもちゃであそぼう)

なんだか良く分からないものになってくる。
そんなこんなが有りまして長らく「タイトル未定」となっていましたが、タイトルを公表できる事が出来て嬉しく思っております。

さて、件の新作タイトルですが・・・


新作の発売延期について

現在制作中の「タイトル未定」のリリースを5月中と書いていましたが延期します。期待されていた方には申し訳ありませんが完成は6月以降になりそうです。

自分で頭に思い浮かべていたストーリーをいざカタチにすると結構なボリュームになったこと、絵で妥協したくないこと、そしてなんやかんや家庭のヤボ用や会社で鬱なことがあってテンションがだだ下がりだったことなどが理由です。でも大丈夫マイフレンド。私は元気です。今はモチベーションも取り戻して鋭意制作中ですのでまったりと気長にお待ちください。

あと、長らく「タイトル未定」としていた作品名が決まりました。「H.H.G」です。ストーリーとCG制作で脳が耳から出かかってるので、相方にタイトルとロゴを丸投げしてつけてもらいました。何の略かはまたの機会にでも、というか多分相方がしてくれることでしょう。