最近X(旧ツイッター)でブログ更新の告知を各地の方言でつぶやくのがマイブーム(死語)になっています。方言って萌えますよね。そのため萌え研究の一貫としていろいろ調べてはいたのですが、あいさつだけでなく本文まで方言で書き始めたら自分でもよくわからなくなってきました。需要は無視してここにまとめてみます。

方言はネットで調べて書いていますが、地域差や個人差もあって正解がわからないので、間違っていたらごめんなさい。

北海道弁です。北海道は元々アイヌが先住していましたが北海道弁はアイヌ語派生ではなく、明治時代に主に屯田兵によって醸成された方言らしいです。当時の日本では標準語が浸透していなかったため、全国から試される大地の開拓に集まった人たちが意思疎通のため、共通語を模索しているうち「なまら(とても、すごく)」「しばれる(凍える)」のような言葉が生まれたとか。

余談ですが北海道の地名はアイヌ語由来が多いですね。「サッ・ポロ・ペッ(乾く・大きい・川)→札幌」とか。調べたら8割ぐらいの地名がアイヌ語由来なんですって。

沖縄弁ですが、琉球語が祖先のウチナーグチは難しいので、第二次世界大戦後にヤマトゥグチ(標準語)とチャンプルー(ごちゃ混ぜ)にされたウチナーヤマトゥグチで書きました。現在の沖縄ではウチナーヤマトゥグチで話すのが主流とか。ちなみに「やいびん(やいびーん)」は丁寧語で「~です」に相当し、「~だよ」の意味で使うのは「やさ」「やん」だそうです。イントネーションが独特なため、関東人が話すにはかなりハードル高そうですね。

ネイティブの人は微妙な差異をすぐ感じ取りますよね。私も大阪で「箕面(みのお)」の発音が違うと何度も訂正されて発音させられましたが、全く違いがわからず「もーええわ」とサジ投げられました。特に関西は同じ大阪であっても河内弁、泉州弁、神戸弁があって、発音の微妙な差異で出身がわかるらしいので安易に真似ると怒られるので怖いです。

坂本龍馬で有名な土佐弁ですが、いま高知で「ぜよ」なんて言っている人は年配の方でもいないとか。最近では「じゃき」から変化した「やき」や、幡多弁の「じゃけん」から変化した「やけん」が若い世代で使われているそうです。方言も時代で変化するんですね。

また土佐弁は「~している」を「~しちゅう」、「~だなぁ」を「~やにゃあ」など、チューチューニャーニャーと後ろにつけることが多いので、ネズミやネコみたいで萌えポイント高いです。ただしこの語尾をつけるのはおっさん限定で、ケモ耳ッ娘じゃないのが惜しいぜよ。

最近はお笑いコンビ千鳥で聞き馴染みのある岡山弁ですね。近畿方言に近いですが、アクセントは東京式なので割と関東人にも聞きやすいです。でも「している」を「しょーる」みたいに言葉を端折って長音で伸ばすことが多いため、時には関東人が意味を取り違える言葉も。「はよーしねー」って言われるとギョッとしますが意味は「早くしなさい」だそうです。

mezzo forte だっちゃ。
ブログ更新の告知しかしねでかばねやみだごど。
なしてかボツになったへのごさ上げるっちゃ。
#ロリ #フェラチオ

— catwhisker (@catwhiskerjp) July 22, 2023

https://twitter.com/catwhiskerjp/status/1682532217153806336

なんかX(旧ツイッター)のAIがこのツイートを勝手にセンシティブと判断して埋め込みできません。いや、むしろ優秀だな>AI。

それはそうと「うる星やつら」のラムちゃんでおなじみの仙台弁です。標準語に戻すと、

「mezzo forte だよ。ブログ更新の告知しかしないで怠け者ですね。なぜだかボツになったチ○コを上げますね」

って感じでしょうか。いまいち自信なし。仙台でも市街地ではほとんど標準語で話しているようなので、ここまでの方言はなかなか聞げねえだなや〜。

お笑いコンビU字工事でおなじみの栃木弁。脳内で益子の声で再生されますね。標準語に戻すと、

「こんばんは、mezzo forte です。ブログ更新したんですよ。ロリじゃない? だけどしょうがない。それはそうと鳥やめてXってバカ言ってんじゃないよ」

って感じでしょうか。間違っていたらごめんねごめんね~。

mezzo forte だら。
ブログの下書き溜めてたら過去記事のタグ付けしてなかったから、ずく出して再編集したらコワくてごしたい。
というか方言でつぶやくのもごしたい。

さあて、もう少しずく出さねばね。

— catwhisker (@catwhiskerjp) July 31, 2023

https://twitter.com/catwhiskerjp/status/1685756359466446848

このツイートもセンシティブ判定。でも実際センシティブだから仕方ないですね(Xのアカウント設定では「ポストするメディアをセンシティブな内容を含むものとして設定する」にチェック済み)。

上記ツイートは長野弁です。とはいっても長野県は南北に長く、筑摩県と2つに分かれていた時期もあり、隣接する県も多いためかなり地域差があるようです。こちらのツイートは南信方言のつもり。標準語に戻すと、

「mezzo forte ですよ。ブログの下書き溜めていたら過去記事のタグ付けをしてなかったから、頑張って再編集したら大変で疲れた。というか方言でつぶやくのも疲れた。さて、もう少し頑張んなきゃ」

となります。「ずく出す」とは「頑張る」という意味で、主に南信(南信州地方、木曽以外の諏訪・上伊那)でよく使われている言葉とか。そのため「ずく無し」は「怠け者、役立たず」の意味になるそうです。「こわい」は怖いんじゃなく漢字で「強い」と書き、「硬い」とか「手強い」の意味になりますが、北信・東信・中信では「濃い」という意味になるとか。「ごしたい」は「疲れた」の意味で、信州人が「あー、ごしてー」と言ったら、足腰が痛くなるほど身体が疲れている状態なんだそうです。

NHK 大河ドラマ「八重の桜」で話題になった会津弁ですね。NHK 見ないですけれど。このツイートを標準語に戻すと、

「こんばんは、mezzo forte です。ブログの更新をしたので見てください。だけどネタばかりでエロくないね」

って感じになるでしょうか、たぶん。

東北地方の方言はズーズー弁と揶揄されるため、太宰治は故郷の津軽弁をずっとコンプレックスに感じていたとか。本名の「津島」が「ちしま」と訛るのが嫌で「太宰」をペンネームにしたのは有名な話。

今でもふぐすま(福島)の人は自分の話し方を「やんだおら、みばわりぃ(やだ私、みっともない)」と気にする方が多いですね。でも東北の方言って温かみがあって私は良いと思います。というか萌えます。いつまでも都会の絵の具に染まらないで欲しいと強く願います。なしてやー!(辻野あかり)

富山弁です。高岡に行ったとき、イントネーションも関東と変わらなかったので方言を感じませんでしたが、どうやら年配の方でないとここまでガッツリ方言で話していないようです。なお、このツイートを標準語に戻すと、

「mezzo forte です。ブログを更新したよ。妄想がはかどってすごく長くなっちゃったけど、どうしようもないです」

って感じかと。語尾の「ちゃ」が仙台弁みたいですね。

東西で距離が離れているのに一部の方言で類似性があるのは、かつて首都であった京都を中心として、物や文化とともにその時代に流行った言葉が時間差で伝わったからだと言われています。東京で数年前に流行ったギャル語やルーズソックスがようやく今、地方で流行っているみたいなー。チョベリグ。

とはいえ現代はネット環境がどこにでもあるので、こうした壮大な伝言ゲームもなくなってしまうんでしょうね。イギリス人の英語(King’s/Queen’s English)だって今やアメリカナイズされてレロレロ(water→ワラ、little→リロ)になっているようですし。長いものには巻かれろマカレナになってしまうんでしょうか。日本の方言もそのうち消えてなくなるのかも知れません。

と、センチな気分(死語)になってしまいましたが、私は言語学者になるつもりではないので研究はこのくらいで。というか研究ついでにX(旧ツイッター)で方言の全国制覇をしてやろうかと思っていましたが、ホンマしんどーなってきよったので、ここらで打ち止めにしておきます。次回からは Vtuber みたいに

「こんばんめぞめぞ~♪ mezzo forte だめぞ〜☆」

って挨拶することにします。なしてやー!