月: 2010年3月

tongが影響を受けたゲームたち

当方は結構な年齢でしかも、日本におけるゲーム世代の始祖と言うべきインベーダー世代とファミコン世代の狭間という中途半端な出自なのですが、それでも自分の中ではコンピュータゲームと言うものは大きな存在を占めております。

そんなtongが影響を受けたゲームを紹介しつつ、catwhiskerが何を作ろうとしているのかをつらつらと書いてゆこうかなと思っております。


再起動

CG担当のmezzoです。本サイトも更新しておきましたが「コッペリウス」のペンディングの理由などについて。

コッペリウスとは本サイトでもずっと予告していましたが、マウスの動きでストーリーが進むというインタラクティブなゲームです。数年前から、というかサークル設立当初からの企画としてコッペリウスは進んでいました。いやむしろコッペリウスのためにサークルを立ち上げたと言ってもいいぐらい。2009年内のリリースに向けて絵コンテやフローチャートもほぼ完成し、かなりの枚数のCGも仕上げていました。

しかし、システムの根幹部分で思った以上に作業が難航し、そうこうしている内に昨年は2人とも多忙になってしまいました。tong氏も私も実は相当の年齢です。一応社会的・家庭的責任を優先せざるを得ないため作業が停滞してしまった、ということです。まあ言い訳ですけどね。2人ともモチベーションが下がったわけではないのですが、制作に専念できる余裕がなくなったために、苦渋の選択として一度ペンディングすることにしました。期待していただいた方、申し訳ありません。

ただしあくまでも一時中断であり、諦めた訳でも投げた訳でもありません。ある意味我々にとってのライフワークとして、中途半端なものは作りたくないという前向きなペンディングですので…って、ああ、もっと言い訳がましくなってきた…まあそういうことなのでご了承ください。

で、中途半端なものは…とか書いておきながらmezzoはただ今、新作を制作中です。コッペリウスよりかなりハードルを低くして、ショートストーリーつき画集(いわゆる紙芝居)となる予定。タイトルはまだ決めていませんが、大筋はすでに頭の中で完成。今、それをカタチにするべくテキストとCGを1人でシコシコと作っております。というかコッペリウスで発散できないリビドーをPCにこれでもかと叩きつけていますので、どうぞお楽しみに。


Adobeの開発ツール

ども、プログラム担当のtongです。

このカテゴリではアドベンチャーゲーム開発についてのトピックを扱いたいと思います。

まずはcatwhiskerで使っているツール類について。

ほぼ100%Adobe依存と言っていいでしょう。

当方の担当箇所ではActionScriptですね。
最近iPhonやらHTML5.0絡みで風当たりの強いFlashですが、慣れているせいもあるんでしょうがやはりこの手のものを作るのが楽です。
もっともやっつけではなくて、ちゃんとした物をつくるにはそれなりにがんばる必要が有るんですけど、素材とスクリプトをワンパッケージで扱えるのは色々考えなくて良いので楽です。

唯一つ難点があるとすればFlashPlayerのパフォーマンスがよろしくないと言うところ。
環境依存を無くすためにGPUのアクセラレーションを極力使わないと言うのが響いているのですが、逆にアクセラレーション無しでここまで使えると言う見方も出来るので、どちらが優れていると言う話じゃないのは分かるんですけどね・・・

ステージサイズが大きかったりアルファチャネルを多用してたりすると結構厳しくなります。

そう言う意味で今、別の道も模索しないといけないかなぁとか考えてたり。


生存証明

長らくご無沙汰していました。CG担当のmezzoです。

ウチのような弱小サークルでも次回作を期待されている方がいらっしゃるようなので、ちゃんと生存証明と制作状況の発信ができるように、ブログを遅ればせながら立ち上げることにしました。週に1回以上の更新を心がけるようにしますので、何かのついでに再度ご訪問いただければ幸いです。

さて次回作についてですが、予告を出したまま全く更新が途絶えていました。一応創作活動は継続中なのですが、色々と状況が変化して予定が変更となっています。それについてはまた追々ご報告させていただくことにしますので、よろしくお願いします。