月: 2011年1月

ズコー

なんか転んで尻もちついているみたい(笑)。やみん園長かっ。

1月ももう終わりですね。延期延期を重ねて1年ぐらい経過していますが、ようやく基本CGが全部揃いました。なので進捗1つ上げて70%にしておきますね。あとは個々の仕上げと差分CG…


ラクガキ

なんか古いラクガキが見つかったので穴埋めにあげておきますね。

あと以前のエントリーで公開しました簡易ファイルマネージャー 「File Manager UI 」がバージョンアップしたらしいですよ。こっそりtongがファイル名ソートやスライドショー機能を追加したみたい。

自分のサーバー上の画像ファイル管理にお困りの方は下からどうぞ。

「File Manager UI」のダウンロード


以前のエントリーにも書きましたが、H.H.Gを作成している当初から、髪の描写に悩んでいます。前作の乙牝の祈りの時の描き方はすごく非効率。私は髪を描くのがすごく苦手で、体のパーツで最も時間がかかります。何せ髪を描くだけで平気で1~2時間費してしまいます。


描き込み馬鹿

H.H.Gの発売が延期を重ねていますが、理由の一つに私が描き込み過ぎることがあります。今回は特に背景の描き込みに凝ってしまい、我ながら恐ろしい密度になっています。

人様の絵を批判できるほどの画力を持っているわけではないのですが、巷の作品を見ると写真を加工して合成したものや、明らかに違和感のあるものが多くあります。catwhiskerの目標は「自分たちが抜くために作る」。私の場合、画面に違和感を感じると萎えますが、リアルな背景や小道具で世界観が表現されていると燃えます。一流絵師によるそうした見事な描写を見るたびに、私もその領域に行きたいと思いつつ、日夜試行錯誤の毎日です。

さて、そんなグチばかり書いてもアレなので、今回もちょっとしたTIPSを。昔、3Dをやっている人に「テクスチャが描けるのがうらやましい」とほめられたことがありますが、Photoshopで壁などの材質感を表現するコツをちょっとだけ。


Photoshopシェイプツールによるパース

以前のエントリーにも書きましたが私のCGパースの描き方は非常にアナログ的というか、基本的にアカデミックな手法です。特に遠近法に至ってはいわゆる古典描法で、昔油絵で培った技術を応用しています。

16~17世紀の西洋絵画をX線撮影すると、背景に銀筆やチョークなどで描かれたパース線の跡が見えるそうです。板やキャンバスには消失点に針を刺した痕も残っているとのこと。でも私は昔イラストやマンガをアナログで描いていた頃はこの消失点が画面の外に出るとすごく面倒だったので適当に目見当にしてしまいました。

でも今はフォトショで描くとき、デジタルの技術が使えるので便利です。私が長年フォトショを使って編み出した技を今回はちょっと紹介します。