もう7月ですか。はふん。忙しくって絵を落ち着いて描けないです。はうあう。

自分が大したものを作ってないのに大口を叩くようですが、商用のエロゲや大半のエロ同人には言いたいことが山ほどあります。まあそのままブーメランになって自分に突き刺さるので多くは語りませんが。

以前、tongが書いた「紙芝居方式をゲームと言うには抵抗があります」には私も同感で、それが未だ主流になっていることに違和感を感じます。いわゆる「ギャルゲ立ち」のキャラの下にダイアログボックスがあって、矢印をクリックすると会話が成立するというアレ。研究用に美少女ゲームの雑誌を買ったらどのページもほとんど同じような絵と構成で、違いがわからなくて軽くめまいを覚えたぐらい。もちろんその中に名作もあるでしょうし否定はしませんが、商用ゲームのほとんどが紙芝居方式で構成されているのってどうなんだろうと思ってしまいます。

でもそれも需要があるから成り立つんでしょうね。それに趣味でやっている同人ならともかく、商業ベースに乗せるなら採算に乗せる必要があります。開発環境を共通のフォーマットで揃えれば効率が上がってコスト削減、CGの塗り方を統一すれば分業化で制作期間が短縮されるわけですから。産業として成り立たせるにはこれがベストなんでしょうね。

実を言うと私はほとんどゲームをしない上、このクリックして次へ次へというのが苦手です。5分ぐらいカチカチやってエロい絵が出ないと投げ出してしまいます。体験版だけやって「ムキーッ」と投げ出すこともしばしば。なので自分ではそういうものは作りたくないと思っています。

でも現在制作中のH.H.Gはモロに紙芝居です(苦笑)。ほらブーメラン。それにこんな調子じゃ商売として成り立つよう、締め切り作って守ることなどできそうにありません…